餘部鉄橋訪問(2007年9月13日〜9月17日)
9月13日
やっと夏休み(暦の上ではとっくに秋になっている)が取れたので、かねてから訪問したいと思っていた餘部鉄橋に出かけることにした。
午前11時に近所のガソリンスタンドで給油し、山陰は餘部(地名は「余」部なのだが、PCが変換しないので、修正も面倒くさいので「餘」部で書きます)に向かった。
最初、一般道で彦根辺りまで行ってから高速に乗ろうと考えていたが、カーナビの到着予想時間が恐ろしく遅い時間を示していたため、急遽関ヶ原インターから高速に入ることにする。
京都付近の混雑を避けるため京滋バイパスに入ったのだが、ナビがしつこく戻れと命令している。
あまりにもしつこいものだから、名神京都経由でなければ行けないのかなぁと考え京滋バイパスを一旦出た。
しかし、これはナビのデータが京滋バイパスを未開通だと認識していたから戻れと言っていたようで、実際には大山崎ジャンクションまで全通しているバイパスをそのまま進んでいても何ら問題がなかったのである。
京滋バイパスへ
ちなみに京都付近の混雑は、この時間は発生してなかった。余計口惜しく感じる。金と時間の浪費だった。
大阪付近は混雑していたものの、山陽道と分岐する頃にはいつの間にやら車は少なくなった。
播但道は片側一車線の道で、流れが速く、初めて通る者にとっては結構ツラいものがある。
播但道を降りるとすぐコンビニがあったので、すかさず晩飯とビールを買い込む。田舎なのでコンビニは無いのではないかと心配しての買い物だったが、さすがヒト桁国道、国道9号線を走るルートだったため、予想に反してコンビニは結構存在した。
しかし国道9号を離れると、雰囲気は一気に田舎のそれになり、コンビニを見かけることがほとんど なくなってしまった。道路の明かりもなく暗い道が続く
目的地の餘部鉄橋が近づくにつれ、出発前から心配していた事が気にかかるようになった。
車の置き場があるのだろうか?
車を走らせながら、停められそうな(=車中泊が出来そうな)スペースを確認していく。
しかし心配は杞憂に終わった
到着して分かったのだが、見学者用にわざわざ駐車スペースが作られており、平日の午後7時ともあって、余裕で停められた。
海に近いため、波の音が聞こえてくる。
明日も平日なので、この分なら他に来る車も多くあるまい、と車で20分位行った「矢田川温泉」に行くことにする。
話は変わるが、私は餘部に西側から入り、温泉に行くため餘部の東側へ出た(餘部を横断した)のだが、分かったことがある。
どちらから来ても峠を越えなければならない。
どちらのルートも山越えで、しかもカーブの多くある道を走り抜けないと、この地に来れないのだ。結構険しい道である。もっとも、このように険しい地形だから一気に山中を突き進む餘部鉄橋のようなものが作られたのだろう。
温泉の話に戻るが、この温泉へ至る道も、山中の道を進んでいき、本当に温泉があるのだろうかと心配になった頃に到着する。
木がふんだんに使われており、遅い時間のためだろうが、来訪者が少なく、そのため非常に落ち着いた良い雰囲気であった。
矢田川温泉
ここで1日の汗を流し、餘部鉄橋眼下の駐車場に戻り、晩飯を食って就寝。
トイレの心配が(一応近くにトイレはあるが)あり、ビールは飲んでいない(22時10分現在)。 ポータブルトイレの重要性を痛感している。