Nikon D200

2005年12月16日に、フィルム一眼レフカメラF100の操作体系をほぼ踏襲した、デジタル一眼レフカメラである。

それまでは、カメラショップでニコンのデジ一眼の主力モデルと言えば、D70だった。D70の前のモデルはD100というものだった。

D70は価格的にも手ごろで、かなり購入意欲をそそられたが、ついに購入までには至らなかった。前モデルのD100も買おうとは思わなかった。

なぜか?

それは、操作感がどうも安っぽく感じるのだ。ニコンのフィルム一眼に詳しい方向けの説明をさせていただくと、F80クラスの操作感だったのだ。

あくまでカメラは道具であり、その道具の操作を気持ちよく行えなければ、良い作品も生まれるはずもない。これがおのやんの持論であった。

その点では、F100は素晴らしいカメラであった

シャッターを切る感触がとても気持ちよく、プロ向けフィルム一眼レフのF5のサブ機として十分使え、また所有することの喜びを感じることもできたのだ。

デジ一眼に物足りなさを感じていた頃発売されたのが、このD200である。

繰り返すがF100の操作体系を踏襲しており、店頭でデモ機を触ってみても、全く戸惑うことも無く操作することが出来た。

買うなら、絶対D200だな!

と思っていたところ、ニコンがフィルム部門を縮小するという話が入った。その前にフィルムカメラの決定版といえるF6を発売したばかりだった。

F6の操作感も最高であった。これぞフィルムカメラの決定版だな!と感じたものだった。

デジカメでなく、絶対、F6を買ってやる!と決心したことは、おのやん日記で読んでいただけるであろう。

日進月歩で性能が良くなるデジカメなんて、コンパクトデジカメで十分だいっ!とコンパクトデジカメを使っていたが、そろそろ限界を感じていた。

それは・・・

子供の写真を撮るのには、コンデジでは駄目だ!ということである。

ちょろちょろ動き回る子供を撮影するのに、ひとつのスイッチの反応が遅いコンデジではとても追いつかない。
それにシャッタースピードが遅いので、動体ブレを起こし、ブレブレになってしまうのである。

それで反応が良いデジタル一眼レフが欲しくなったのだが、すぐ型落ちするデジ一眼を買うことは少しためらいがあった。

しかし、子供に関する当面の一大イベント、春の発表会が迫っていた(年長だから幼稚園最後のイベントなのである)

でも、すぐ古くなっちゃうしなぁ・・と迷っていると、背中を押してくれたのは・・嫁さんであった。

と、言うわけで買ってしまいました。

操作体系はF100とほとんど同じで、ホワイトバランス等の、デジカメ特有の設定項目はあるものの、それ以外はほとんど同じで、ニコンを使い続けいるおのやんにとっては説明書を見なくても操作可能だった。

最近は、画素数も大きくなり、大容量のメモリを装着していても、最高画質で撮影すると、あっという間にメモリがなくなってしまう。
フィルムならフィルムを買えば、ほぼ無限大に撮影可能であるが(現像代はかかるが・・)、デジ一眼だと、メモリが一杯になれば撮影終了である。昔より安くなったとは言え、フィルムの10倍以上の値段である。
保存用のメディアも買わないといけないし(まぁ、安いけど)、バックアップの不安、パソコンでの処理を考えると結構な手間になってしまう。

フィルム代が必要ないから、本体を買ってしまえば、ランニングコストは必要ないや〜と思っていたのですが、それは甘かったような気がする今日この頃です〜。

試し撮影したもの(別ウィンドウ315k)