シリーズ徳山村 平成18年9月 平成18年9月9日

テレビ等で、徳山ダム建設に伴い旧徳山村が水没する報道がしばしば行われていた。

そのころおのやんは、国道であるにも関わらず「道幅が細い」or「離合不可能な場所あり」or「通年通行止め」などの区間がある、いわゆる「酷道」に興味を持ち出した頃で、その中には国道417号もあった。

その国道417号は旧徳山村を通り、旧徳山小学校の姿も、いろんなHPで見ることが出来た。

「やがて水没するであろう地に立つことが出来るのは今しか無い!」
「酷道を体験できる」
「話題の徳山ダムだ!」

ということで、急に興味が湧き、かの地に出かけることにした。

天気があまり良くない9月9日、午前5時50分。
納車されて間もないハイエースを駆り出し、一路徳山ダムを目指す。
岐阜県揖斐川町にある電光掲示板の表示は、

であった。

しばらく走ると、家並みは途切れがちになり、道路は山岳地域の線形になる。
それでも、道の駅「星のふる里ふじはし」までは、片側1車線が確保され、走りやすい道だった。
ここでおのやんは目を疑う

こんな山中の道の駅に大型車が何台もいるのだ。重機を積んだトレーラーもある。
徳山ダム建設現場を目指すのだろう。

道の駅ではあまり見ない、重機を積んだトレーラーと大量のトラック

休憩後、さらに北上する。横山ダムの所で国道303号と分かれると、道はカーブが多くなっていく。建設現場に向かう車が多いのだろう。後ろから煽られっ放しである。道を譲り、必死になって付いて行こうとするのだが、ぐんぐん引き離されて行く。

みんな速い