そして青森駅に

乗車ホームに行くと、すでに人は一杯であった。階段から最も離れた乗車口ではそれほど混雑していなかったが、それでも列の先頭ではなかった。
そこへ列車が入線してきた。東北では標準仕様(?)の2両編成だ。
普段は整列乗車を守っているおのやんであるが、この列車だけは少しだけマナー違反をしてしまった。
列にさりげない姿で割り込み(^^;)、先頭から3人目くらいの位置に並んだ。
さすがに先頭に割り込むと(さりげない姿とはいえ)顰蹙のまなざしを受けるのは明白だからだ。
4時間近く乗らなければならないから、勘弁してくれ〜と心の中で謝っていた。
その結果座れることができ、不足気味の睡眠を取ることが出来た。
夜行列車から通算して21時間の列車の旅は青森に近づいてようやく一区切り付けそうになった。。
しかし、21時間乗車しても全行程の半分である(帰路があるから)。ほとんど座れたのは良かったが、座りすぎで腰が痛くなってきた。
しかし、「はつかり」「583系」のためだ!がんばろう!
青森駅に着くと、これまた廃止予定の上野行きの「はくつる」が停車していた。
カメラをもったファンが10名弱いて、最後の姿を写真に撮っている。
最初は撮影する気が無かった(あまりの疲れで)のだが、周りに触発されておのやんも撮影することにした。
三脚にカメラをセットし、長時間露出だ! 冷静に考えてみると、先頭を写真に撮った事はこれまで無かったので、今から考えると良かったかもしれない。三脚を持ってきた甲斐があった。まぁまぁの写りでもあった。
撮影が終了し、ホテルに向かった。
明日の583系は、青森着が早く、青森駅近くのホテルであることが必須であった。
ホテルは軒数はたくさんあるのだが、予約に動き始めた頃は、ほとんど一杯で、ネットを駆使してやっと見つけたホテルに泊まることになった。
強制的に朝食セットの値段であるが、早朝にチェックアウトのため朝食は食べられない。素泊まり5,500円なので、良しとしよう。
明日、青森で昼過ぎまで撮影し、また在来線でとんぼ返りである。