いわき駅

移動中について特段のネタのないまま、最初の乗り継ぎ駅であるいわき駅についた。よく知っている東北本線経由ではなく、仙台まで常磐線という、言わばバイパス路線を行くので、「いわき」と言われても思い浮かべるのはドカベンしかない。
ここまで10両編成だった列車は、ここから2両のワンマンカーという、いきなりローカル色一色になる。
おのやんと同じようなルートを行くと思われる人が2名いた。まだ11時間ほど乗車しなければならない。お疲れさんです。
列車本数が激減するので、2両では混雑するのではないかと心配したが、全く杞憂であった。
この先、ほとんどの列車でそうなのだが、ガラガラであった。
東北方面の過疎化を実感させる旅でもあった。
仙台からの列車にはだまされてしまった。
4両あって、しかも始発で、列の先頭に並んでいる。これで座れるぞと思っていると、列車が入線してきた。
余裕で乗り込みやれやれと思った瞬間、アナウンスが・・「この列車は後ろ2両は○○で切り離されます」
何〜!!(怒) 急いで車両を移ったが、もうすでに座席は埋まっていた。今から思うと切り離しの駅まで座っていれば良かったのだが、焦っていたために、しばらく立つ羽目になってしまった。
それでも3駅目位に座れたのだから、やはり東北は人口が少ないのかなぁ。
この列車については色々な事があって、途中で切り離しがあっただけでなく、機器故障で10分ぐらい何もないところで停止したのだ。
乗り継ぎに23分余裕があったので(ちなみに、一番余裕があるい乗り継ぎ時間)、焦りも少なかったが、それよりも眠気がピークに達していたので、寝ていた。
ここらで、往路に食した物を挙げてみたいと思う。
まず、夜行でエビスビールと、さきいか(夜食)。手製のおにぎり6個(2個朝食、4個食間)、缶コーヒー1本、駅弁1個(昼飯)である。
普段、1列車1食食べるおのやんにとってはかなりの小食である。乗り継ぎが結構綱渡りであり、機会がなかったことも原因の一つであろうが、金がないのが原因の大部分であろう。
駅弁を購入できたのは、たまたまホームで売っていた(いまどき珍しい)からである。
さぁ、盛岡についた。今回の旅の原因を作ってしまったとも言える盛岡だ。結構大きな町の駅で、乗り継ぎ時間も短い。往路で最も座れる確率が低いと考えていた駅である。