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緊急告知
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11月30日の1

今日は、初めての路上である。楽しみと不安が入り混じった気持ちで学校に着いた。

夜間なら、この日より以前に乗車できたのだが、初めての路上でいきなり夜間は怖かったので、昼間に乗車できる土曜日まで待つことになった。

今日は3時間乗車だ! 連続3時間は駄目なので、2時間乗車後、1時間空けてから乗車することになる。

配車券を受け取り、教官をチェックする。うぉぉ、最初はいきなりあの自分の運転に酔いしれる教官が2時間と、初めての教官1時間だ。う〜む、疲れそう!!

ほどなく時間となり、教官が現れる。路上の最初の時間なので、運行前点検のやり方を教えてもらう。口が多い人ということが幸いして、詳しくやり方を教えてもらえた。大型貨物自動車になると、運転席の上部に速度表示灯(グリーンの明かりが3つ並んでいるやつ)があるが、この点検方法が目新しかった(運転席下部のスイッチを引くと全部点灯するので、点いているか点検)

さぁ、出発だ!場内を1周していよいよ外に出る。

民家の脇を通過して幹線道路に出るのだが、改めて視点の高さに驚いてしまう。「見下ろす」という表現がぴったりだ。

上図で説明すると、学校は下部の方で、細い道から片側1車線の道に左折で出て行こうとする場面である。

出て行こうとする道は現在工事中で渋滞気味であり、かつ、道に向かって下っているので、細心の注意を払ってブレーキ操作をしなければならない。しかも左折だ!!

こりゃ、無理だよ〜と思いながら、これくらいかっと思うところでハンドルを切る。なんとか左後輪を縁石に乗り上げずに通過する。こんな仮免ドライバーがトラックのハンドルを握っているのである。実に危険極まりない。

この狭い片側一車線の道から、片側2車線の道にさらに左折によって合流していく。曲がってすぐに教官が「右車線に入れ〜!」と絶叫する。先を見ると駐車車両だ。高い運転席で見通しが良いはずなのにおのやんには見えていなかった。ゆとりの無さを痛感する。幸い渋滞気味であんまりスピードは出ない。

ほどなく、とある信号が近づいてきた。見ると横断者が信号待ちをしている。こいつが車道にはみ出さんばかりに前に出ているのだ。教習車を狙った新手の当たり家か!!と思い、ビビリながら通過する。
前方にパトカー発見!しかし、おのやんの運転があまりにも遅いのでパトカーにも引き離される始末

しょうがないじゃん!片側2車線とは言え、かなり狭い。車線に車体を収めようとしても絶対左右のどちらかははみ出る!!左車線を走っている時、右側を車線に合わせようとすると左側がはみ出し、左前方ミラーが街路樹に激突しそうになる。大型車の苦労が実に良く分かる。これからは大型車の近くを走るときは受容と寛大の気持ちでいよう!

とか何とか思いながら、学校の周りを走って帰ってきた。場内に入るとほっとした。場内がすごく簡単に思える。2時間目は1時間目とほぼ反対のコースだ。あぁ、ちかれた。