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12月21日の1

2週間ぶりの大型教習である。 しかも「自主経路設定」である。

この教習用に自動車学校周辺の地図を渡されていた。交差点名も記載されていたが、土地勘の無いおのやんにとっては意味をなさない。しかも、緑区は名古屋市といっても結構複雑な道が多く、碁盤目のようにきれいに区画されている所は案外少ない。

「自主経路」であるが、路上にスタート地点とゴール地点が指定されていて、その間を右左折1回以上するようにコースを自分で設定しなければならない。なるべく簡単に設定することがポイントである。
スタートとゴールがうまく設定されていおり、必然的にひとつのコースに決まるような感じだ。

これまでの路上のコースを上手く組み合わせれば何とかなりそうだ。そう思いながら教官を待っていた。

ちなみにこの日は3時間教習を受けることになっていたが、2時間は自主経路教習であった。

教官とトラックに乗り込み、地図を示されながら、説明を受ける。
「スターチと地点からゴール地点まで、右左折を1回以上入れて、コースを設定してください」と、赤のサインペンを渡され、道に沿ってラインを引いていく。引き終わり、教官に渡すと、教官は地図上に目印の建物を記入していった。

「ここは、牛丼のすき家、カメラの○○、アオキスーパー」などと説明してくれるのだが、半分ぐらいしか頭に入らない。
そりゃそうだろう。一回も通った事の無い道沿いで、一回も利用したことの無いカメラの○○なんて言われても分かるわけが無い。仕方が無いので、信号5つ目、と言う風に覚えていく。実に不安だ!

学校を出発し、スタート地点に到着した。

「ここが、スタート地点です。ゴール地点から学校まではコースを説明しますが、その間は一切コースの説明をしません。出発前に十分にコースを覚えておいてください。途中、分からなくなったら路上に止めてコースを確認しても構いませんし、信号待ちの時に確認しても構いません」
と言われ、曲がる交差点までの信号の数を再確認する。

さぁ、出発だ! かなり緊張してトラックを走らせる。本当に教官は何も言わなくなった。信号の数を数えていたのだが、あっという間に忘れた! ピンチ! しかも、坂のアップダウンがかなりあり、その点にも神経を使ってしまう。

頼みは、信号待ちでの地図の確認だが、この日に限って全く信号に引っかからない。どれだけ信号を通過したか分からなくなったころ、聞き覚えのある交差点に入った。

ここだ!! 曲がる交差点だ!! 頭の隅で覚えていた交差点を確認し、第1ゴール地点に着いた。ここで初めて書いたが、スタートとゴールは2箇所ある。第1ゴール地点から、第2スタート地点までは教官の誘導がある。

第1ゴール地点で停車し、コースの確認をする。 ふむふむ、次は2個目の信号だな。 そう思いながら出発した。

「排気ブレーキの練習をしてみましょう。排気ブレーキは左レバーを手前に引き、アクセルを踏んでいないときに効きます」

そう言われ、加速し、スピードが乗った時点でアクセルから足を離した。エンジンブレーキが効くが、あまり強くない。
そこで、左レバーを手前に引くと、急な制動がトラックに働いた。街でトラックが減速する時によく聞く音に気づいた。

「これが排気ブレーキか♪!」と感激した。

そう思いながら第2ゴール地点に無事着いて、学校にもなんとか到着した。

そこで、「左折のタイミングが今ひとつですね〜」 おぉ〜っ! 指摘されてしまった・・・ 次も同じ教官&コースだ・・気をつけよう!!