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緊急告知
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12月 7日(2時間)

今日は、路上2日目だ! 時間にして4時間目であるが、「日」としては2日目である(しかし1週間ぶりの「2日目」である)。感覚が鈍っていないか心配である。

教官が来る前に運行前点検を行う。1週間ぶりであったが、点検項目を覚えていた。

今日も2時間連続して同じ教官である。 そのようにプログラムされているのかも知れない。若くもなく、年をとっているでもなく、ややおのやんより年齢が高い、と言った所か。
年が近いだけに、なんとなくほっとする。

この「ほっとする」というのは非常に重要で、この気持ちがあるかどうかで運転がうまく出来るか、危険になるか変わってくると思う。この日は非常にリラックスでき、伸び伸びとした運転が出来たように思う。

2速発進→動いたらすぐ3速へ→スピードが乗ったら4、5速へとの流れで行くのだが、3速で引っ張り、4速へのギアチェンジが凄く気持ちよく出来た。マニュアル車の運転の醍醐味ですなぁ〜。

なんて思いながら運転していると、雨が降り出してきた。
「ワイパー動かして」と言われて、普段運転している車と同じような感覚で、左側にあるレバーを一段手前に下げた。
が、ワイパーは動かない。しかも教官は焦っている。
「それじゃなくて、回して!」と言われたが、何のことか分からない〜。焦っているおのやんを目にして、教官は運転席側に身を乗り出し、左レバーを回した。それがワイパーのスイッチだった。
普通車(おのやんの車)は、そのスイッチはリアワイパーのスッチだった。なら、手前に一段下げるのは、何を意味しているんだろう??

そんな事を思いながら場内に帰ってきて、停車位置で停車した。
教官の説明タイムになった。

「非常点滅のやり方は分かります?」
うむむむ・・・そういえば分からない!
「こうです」と言い、左レバーを真下に下げた。左レバーを真上に上げて戻し、次は手前に引いた。
「手前に引くと、排気ブレーキです。左レバーを回転させるとワイパーが動きます」

そうだったのだ。おのやんはワイパーを動かそうとして、排気ブレーキを効かせる動作をしてしまっていたのだ。排気ブレーキを効かせる時の動作をおのやんはしていなかったので、実際のブレーキは効かなかったが、もし効いていたら、後続の車に迷惑をかけてしまうので、それで教官は焦っていたというわけだ。

なるほど、これでまた勉強になったわ〜。と思いながら車を降りた。

2時間目も同じ教官、同じコースだった。気分良く運転し楽勝である。相変わらず雨が降っていたので、ワイパーを動かしながらの教習であった。

実は、この後に1時間予約してあったのだが、前日にキャンセルしていた。
なぜかというと、この次は自分でコースを決めて運転するという、「自主経路設定教習」だったからだ。

この教習項目はおのやんが普通免許を取ってから設定されたもので、「初めて受ける&大型車&緑区の道は知らない」状況だったのである考えが浮かんだ。
本来は地図を見てコースを考えるのであるが、下見をしたいと下心を出してしまったのだ。
翌日の日曜にでも下見をすればばっちりだぜ!!と思っていたのだが、根がぐうたらなので、結局下見をすることなく終わってしまう。
加えて、翌週の土曜日は嫁さんの体調が悪く学校にいけなくなり、結局2週間の空白を置いて、自主経路教習に望む羽目になろうとはおのやんは知る由も無かった・・・